中学生の学習時間
<中学生の学習時間>
中学生はどのくらいの時間勉強をしているのでしょうか?
部活動が忙しかったり学力や目標としているものも違うので、一概に適正時間はこのぐらいというのはないのですが、平均的な数値が調査結果などから公表されているので紹介してみたいと思います。
毎日の授業の積み重ねが学力を強化している中学生。授業だけではすべての範囲を理解することが難しいので家庭での勉強や復習が学力差となる大きな要素です。
なかなか思うように成績が上がらない人は学習時間や家庭学習を一度見直してみましょう。
平均学習時間は約90分
上記はベネッセ教育総合研究所による中学2年生を対象にした調査結果で、平日の学校以外での学習時間(塾・家庭教師なども含む)の平均。
調査結果によると前回調査よりも学習時間が増えていることが分かります。90分と聞いて実際にはもっと自分は少ないと感じている中学生が多いのではないでしょうか。個人的な考えですが少し実態よりは学習時間が多いのではないかと思います。
しかし、ある程度学習時間を確保していることが上記の調査からも分かります。タブレット教材をはじめとするデジタル学習が浸透したことや、学ぶことへの意識が高まっていることが背景にあると予想できるでしょう。
毎日勉強をしている人は約40%
平均学習時間が約90分なのに対し、毎日勉強をしていると答えた割合は39.5%。これに週4日~5日勉強をする人を加えると64.1%となり、中学生の約3分の2が週4日以上学校外で勉強をしているということになります。
毎日宿題・課題があれば当然自宅で勉強をすることになるので当然といえば当然ですが、自分から進んで勉強をする割合も増加していて全体的に家庭学習への意識が高くなっていることが分かります。
自分なりの家庭学習習慣を構築していこう
上記のような調査や資料はあくまで参考。
実際にはそれぞれの生活サイクルがあり、中学校での授業理解や部活動・生徒会活動、目指している高校や進路・夢なども個々それぞれ違うものです。
何よりも大切なのは、自分なりの家庭学習環境・家庭学習習慣を構築していくこと。
そのなかで通信教育を利用するのもいいですし、デジタル系学習を通した多角的な勉強を取り入れていくのもいいでしょう。
なかなかやる気が起きない人は、どうしてそう感じてしまうのかを考慮して対応をしていくようにしてください。
例えば、「部活動で疲れてしまって勉強へのやる気が起きない」と「ゲームやテレビ・ネットなどが楽しくてやる気が起きない」では、同じやる気がでないでも要因が異なるので対応の仕方が変わってきます。
部活動が忙しい場合は実際になかなか学習時間を確保することは難しいですが、休日や部活動が休みの日などを上手に活用して勉強時間を増やしていきましょう。
学習習慣をつくるためには、自分の生活環境におけるアプローチをしていくことが大切。
周りや友達に流されすぎないように、自らの学ぶ環境を整えていく取り組みをはじめてみましょう。
『スマイルゼミ』 オーダーメイド型学習の |
『進研ゼミ』 一人ひとりに合った学び! |
『Z会』 「本物の学力」がコンセプト! |