2021年度新1年生、入学準備をしていこう

＜2021年度新1年生、入学準備をしていこう＞

現在小学6年生の児童は、いよいよ小学校を卒業して次年度には中学校へと進学を控えています。

中学生になるといままでの生活や学校生活とは大きく変わる学校生活になります。部活動もスタートしますし、定期的にテストがあり学び範囲もとても広く深くなり、授業スピードも速くなります。

小学校では一人ひとりの理解を大切にしていた授業も、中学校になると基本的に理解ができていなくてもドンドン授業が進んでいくので、復習や授業理解を確実にする習慣や自宅での学び方が学力の成長にはとても大切になってくるでしょう。

まずは中学校入学に向けた入学準備をして、これから始まる中学学習の土台をしっかりと作っておこう。

2021年度新1年生の入学準備のポイント

中学校入学までの期間に取り組んでおきたいことや入学準備について4つのポイントから取り組みを紹介したいと思います。

それぞれの取り組み方で自信をもって中学に進学ができるように準備をしていこう。

・小学校の総復習

小学校で勉強をしたことはそのまま中学学習の基礎となります。小学校の範囲の理解が不安定だと、中学校の授業や学習内容の理解がグラついてしまいますので、まずは入学前に小学校範囲の総復習をして度合いをしっかりと作っておくことが大切です。

特に今年は新型コロナウイルス感染症の影響により休校期間や分散登校期間があったことで、授業スピードが速くなったり内容を精査しつつ授業を進めた学校も多いと思いますので、しっかりと総復習をしておきたい。

苦手やあいまいな理解がある人は入学までに解消をしておきたいですし、次年度2021年度は中学校で新学習指導要領が全面施行されるので中学授業で混乱しないように基礎固めが重要です。

・学ぶ習慣・環境づくり

中学校では家庭学習の取り組み方や学習習慣が学力の差となるといってもいいほど大切なものになります。

授業だけではすべてを理解したり暗記することができませんので、授業の復習や苦手の芽をそのままにしない学習など、自宅での学ぶ習慣がテストでも高得点をとる土台となるでしょう。

学ぶ習慣をつくったり、通信教育をはじめとする学びの環境をつくっておくことで中学校入学後も安定した学力の成長ができるようにしておきましょう。

・生活リズム

中学校では部活動も始まりますし、小学校とは大きく違う生活環境になります。

早寝早起きを基本とした生活のリズム、疲れを残さないように規則正しい生活ができるようにしておきましょう。

基本的なことですが学校の準備などは前日にしておく、寝る時間・起きる時間を中学校の生活に合わせて整えておく、勉強時間の確保や習慣作りなど、基本的な生活のリズムをつくっておきましょう。

・先取りや中学の学びに触れてみる

中学校の学習範囲に触れておくことでスムーズに中学学習に進んでいくことができるようになります。

まずは小学校範囲の総復習や小学校で勉強したことの理解定着が優先ですので、プラスαで中学校で勉強をする範囲に取り組んでみましょう。

中学学習に触れて中学式の学習法を体験しておくといいと思います。

上記は基本的なことだと思いますので、さらに個々それぞれで入学準備に必要なことをリストアップして取り組んでみるといいと思います。

自信をもって中学進学ができるように準備をして、意欲をもって中学生になることができるようにしていこう。