入試対策はいつから始めればいいのか?
<入試対策はいつから始めればいいのか?>
中学生にとっての人るの大きなゴールとなる高校入試。学校の授業・定期テスト・宿題などは自分の進路のためにあるといってもいいぐらい高校入試はとても大きな存在です。
全ての勉強は高校入試やその先の将来につながっていると思えば一所懸命頑張ることができるかもしれませんが、部活動も精いっぱいやりたいし1年生から高校入試を考えた勉強をしていてもどこかで間延びしてしまったり集中した勉強をすることは難しいと思います。
では、いつぐらいから高校入試対策や受験勉強を始めていけばいいのか。
個々で差があることだとは思いますが、入試対策のはじめ時について考えてみましょう。
1年生・2年生は、テスト対策を優先
中学1年生・2年生は部活動も忙しいですし、授業理解を基本とした学びを進めてテスト対策を優先させていくことをおすすめします。
まだまだ高校入試については現実味がないのでイメージすることも難しいですし、何よりも目の前のテスト対策に全力を注ぐことこそが3年生になった時に受験基礎力として入試対策に役立ちます。公立校の一般入試では中学校全範囲から出題されるので、3年生になった時に1年生・2年生の学習範囲を完璧にしておくことこそが優先するべきことです。
もちろん基本の学習を進めながら適時入試レベルの問題にチャレンジしたり、応用問題や発展問題で力試しをしていくのもいいでしょう。
まずは目の前のテスト対策に全力を注ぐスタンスなら無理なく取り組んでいくことができますし、何よりもテスト対策をすることで入試基礎力が培われていきます。
さらに、提出物や委員会活動・生活態度など内申点につながる部分はしっかりとしていくようにしましょう。
3年生は夏までには入試モードに入ろう
3年生はいよいよ受験年となります。
部活動・生徒会活動・学校生活も集大成となるので充実した1年を送っていきたい。
遅くとも夏までには入試モードに切り替えて、高校入試に向けた勉強や取り組みを始めていくようにしましょう。なぜ夏なのかというと、運動部はある程度部活動も落ち着いてくる時期ですし、何よりも夏休みがあるからです。
「夏を制する者は受験を制す」という言葉があるように、夏休みの取り組み方でこれからの進路選択の幅も変わってきますし、時間があるので有意義に活用して入試に向けたスイッチを入れておくことが大切です。
夏休みに完了しておきたいことは、1年生~3年生1学期までの今までの単元の総復習と基礎作りです。
夏休みに入試基礎力を培っておくことで、2学期からは演習問題や個別の弱点対策、さらにこれから授業で学ぶ単元の理解定着を効果的に実践していくことができるようになるので、夏までには入試モードに切り替えて入試日から逆算した学習計画で入試対策を進めていくようにしてください。
2年生3学期~3年生夏前までが最適
学校生活や部活動などを考えると、中学2年生の3学期~中学3年生の夏前までには入試対策をはじめていくことがベストでしょう。
入試対策は短期集中型では完成しません。基礎を積み上げて志望校レベルの問題を解ききることができる力をじっくりと培っていくことが必要になります。
そのため、長期的な視点でその時期にやるべきことを明確にした対策が求められます。
さらに本番が近づくにつれ不安や焦りも出てきますので、「これだけやってきた!」「やるべきことはやった!」という気持ちを持つためにも計画的に入試対策ができるようにしていきましょう。
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