学習計画が成績の差になる!

<学習計画が成績の差になる!>

中学生になると様々な場面で自主的な行動計画性を求められます。

勉強に対しても例外ではなく授業対策や学校の宿題、テスト対策や高校入試対策など、計画性を持った学習をすることが成績アップには欠かせない要素と言えるでしょう。

ベネッセ教育総合研究所の調査結果によると、計画を立てて勉強をする人はそうでない人に比べると成績上位者が多いことが分かっており、計画学習と成績の関連性は否定することはできないものです。

先生からも「計画的に勉強をしよう」ということを言われていると思いますが、ではどうやって計画を立てていけばいいのか分からなかったり、計画自体が効果的でなければあまり意味がありません。

そこで、中学生の学習計画について考えていきたいと思います。

学習計画を立てる5つのポイント

学習計画

中学生は毎日の学校の授業、部活動、定期テストなどなど忙しい中でも時間を効果的に利用した学習計画が求められます。

学力を伸ばすための学習計画のポイントを5つの視点からアドバイス。

1. 長期⇒中期⇒短期へと計画を落とし込む

学習計画を立てる際に最も重要な事はその日に取り組むべきことを明確にすることです。

その為のアプローチとして、長期的な目標から、1学期や月などの中期的な計画、さらには1週間・1日という学習計画に落とし込むことで、明確にやるべきことがみえてきます。

例えば、
<長期> 苦手な数学で高得点を取りたい
<中期> 夏までに苦手分野を克服する
<短期> 1週間で○○を完璧にする、1日10分のドリル学習

長期的な目標から短期学習計画に落とし込むことで、目標や学習軸がぶれることもないので効率よく学力を伸ばしていくことができます。

2. ゆとりをもって実効性のある学習計画を立てる

せっかく立てた計画も実行できなければモチベーションの低下につながり学習意欲も低下してしまいます。

まずはハードルを下げて計画をつくることでゆとりを持った学習計画を立てていくようにしましょう。

その後実践してみて徐々に分量や学習方法を変えていけばいいので、最初から無理な計画を立てるのではなく、実効性のある計画を立てていくようにしてください。

3. 基本的には普段の学習とテスト対策は別に考える

毎日の学習計画と定期テスト対策の学習計画は別のものとして考えていくようにしましょう。

毎日の学習では授業理解や苦手対策など自分の計画通りに学習を進め、テスト期間は基本的にはテスト対策を集中的にできる計画のほうが効果的だと思います。

定期テストは今まで勉強してきたことの成果を確認するものでもあります。

テスト期間はある程度勉強時間も確保できるので、やり残しや理解不足を一気にクリアにすることも可能で、各教科の学力バランスや理解度に応じた対策ができる学習計画をつくっていきましょう。

4. 受験勉強は逆算した学習計画を立てよう

高校受験対策においては、入試日から逆算した学習計画をつくって、その時期に取り組んでおくべきことを明確にして長期的なスパンで取り組んでいける計画づくりをしていきましょう。

例えば1学期のうちにいきなり過去問にチャレンジするよりも、学力底上げや苦手分野の解消を進めておいたほうが後々の勉強をスムーズに進めていくことができますし、受験直前に苦手対策をするよりも実践演習で本番のリハーサルを進めたほうが本番に力を発揮できます。

上記でも書きましたが、長期⇒中期⇒短期へと学習計画を落とし込む方法がとても効果的です。

一つひとつ前に進んでいくイメージで入試日から逆算した計画づくりをしてみましょう。

5. 学習計画の見直しをしよう

何が何でも計画通りに勉強をしなければいけないというものではありません。

勉強を振り返って計画通りに進めていけたか、もっとできたんじゃないか、ちょっと時間的に無理がある、計画を振り返りさらに良い学習計画に作り直していけばいいのです。

うまくいかなかったときはその原因をはっきりとさせて、次の学習計画づくりに役立てていくようにしましょう。

大人でも計画を立ててその通りに実行することは難しかったりします。

定期的に計画を見直して効果的な学習計画で成績向上を目指していこう!

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