学年別・中学生の家庭学習のポイント
<学年別・中学生の家庭学習のポイント>
学年が上がると求められる学習方法や学力も変わってくるものです。
成長がある勉強をするために、学年ごとに家庭学習を充実させていくための学びのポイントを考えていきます。
「全ての学びは家庭から」
学校の授業中に勉強したことすべてを理解することは中学生になると難しいのが現状だと思います。いかに家庭学習で効率よく学習理解を進めていくかが学力差となるといっても過言ではないほど家庭学習は学びの基本です。
それぞれ学力や得意・不得意も違うので一概に的確な学習法はありません。個々それぞれで自主学習を身につけて、自分なりの学習法や学習内容を考えていく習慣を身につけていこう。
中学1年生の家庭学習のポイント
・習慣的な勉強をするように心がける
・部活動との両立など計画的に勉強をする
・苦手教科をつくらないように対策を随時行う
まずは学校の勉強・授業スピードに慣れて計画的に家庭学習をする習慣をつくっていくようにしましょう。授業の復習や理解の補強を進めて苦手領域の克服をして各教科バランスよく力を伸ばしていくような学び。
特に計算力や読解力はこれから上の学年に上がった時に基礎力として必要不可欠な力です。素早く理解をしたり計算をすることができるように訓練をして中学学習の基礎をつくっていくようにしよう。
中学2年生の家庭学習のポイント
・継続して勉強ができる学習計画を立てる
・単元のつながりを意識した勉強をする
・高校入試を見据えた勉強をはじめる
中学2年生は一言でいえば学習の中だるみがおきやすい学年です。
部活動が学校生活も充実してくるなかで学習を後回しにしたり、より速くなる授業スピードや範囲の広がる単元内容についていけなくなることが多い学年。
授業で勉強したことを確実に理解を積み重ねていくことができる計画的な家庭学習、全体を把握しながら単元のつながりを意識した勉強、そして次年度に迫った高校入試を意識して基礎力を固めていく学びを実践していくようにしましょう。
中学3年生の家庭学習のポイント
・常に学習計画を見直して家庭学習を充実させる
・段階的なアプローチで入試対策を進めていく
・授業理解・テスト対策も確実に実践していく
中学校生活の最終目標である高校入試に向けて段階的な対策を進めていくように、何よりも年間を通した計画性のある家庭学習を行いましょう。
夏休みまでに1・2年生範囲の総復習と苦手教科の対策、徐々に実践問題や過去問題を解いて個々の理解度や学力に合わせた学習や対策、直線期は本番を意識した最終確認。
内申点対策や授業理解も同時進行で学力を身につけ、「これだけやったんだから大丈夫!」と自信をもって入試本番を迎えることができるように常に計画を見直しながら家庭学習を進めていきましょう。
それぞれの環境において最適な家庭学習をすることが必要になります。
少しの遅れや理解不足がいつの間にが苦手となって目の前に現れることもあるので、家庭学習でフォローをしながら計画性を持った勉強をすることが学力定着、さらに上のレベルまで上がっていくためには大切な事。
学びの基本は家庭学習だという認識をもって、それぞれの家庭学習の充実を考えてみよう。
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